こんにちは!人気マンガ・アニメ・児童文学などから聖書を解説するWEBサイト「いつかみ聖書解説」です。
今日はキリスト教思想がベースになっていると言われているファンタジー作品をまとめて紹介してみたいと思います。(この記事では主に「本になっている小説」を紹介します)
自分たちが知りたかったので杉並区の図書館でレファレンスを希望してみたところ、とても丁寧に教えて下さって感動したのでここでも紹介しようと思い至りました。
前半は具体的な作品を、後半は作品候補を選ぶための参考資料をご紹介します。
(杉並区図書館の職員さん、ありがとうございました!)
杉並図書館レファレンスより
キリスト教の信仰者による作品/キリスト教思想の影響を受けた作品といいますとかなり範囲が広くなってしまいますので、ここでは「とくに代表的で著名な作品」ということで、以下をご紹介いたします。
とのことなので、それを念頭に資料としてご活用してくださればと思います。(もしかしたら今後お気に入りができたら書き出していくかも…)
ちなみに、Kindle版があるものはできるだけKindle版のリンクを貼りました。参考にしていただけると幸いです。
▼こちらもどうぞ

\ではどうぞ!/
目次
キリスト教ファンタジー有名どころ13選
指輪物語シリーズ

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)
▼「指輪物語 トールキン」についてのみんなのツイート
トールキンって指輪物語のトールキンかな?
Q. その産地から「モリア銀」とも呼ばれる、トールキンの『指輪物語』に登場する、銀の輝きと鋼をしのぐ強度を持つとされる架空の金属は何でしょう?
A. ミスリル
ミスリル (mithril) は、映画にもなった「指輪物語」で有名な、J・R・R・トールキンの作品世界中つ国に登場する金属よ。 銀の輝きと鋼をしのぐ強さを持っていて、作中でもとても貴重なものとされるのね。でもパズドラだとミスリットやらダブミスリットやらが平然と持ってるのよね。
ロード・オブ・ザ・リング
ひとつの指輪をめぐる壮大な冒険の始まり
J・R・R・トールキンのファンタジー長編小説「指輪物語」をピーター・ジャクソン監督が映画化。
レミー・キルミスター(モーター・ヘッド)
根っからの「文学少年」読書中毒者。
音楽活動以外で本を手放したことが無いという。
トールキン原作「指輪物語」のうんちくを語らせたら凄いらしい。
自分の風貌と文学少年との著しいギャップから、自称「極悪ロックバンド」モーター・ヘッド結成。

Lemmy and Slash
指輪物語をまた読んでるけど、フロドとサムのホビット庄からモルドールまでの旅の距離を中つ国地図をもとに日本列島に当てはめると、なんと北海道北端から沖縄本島まである。これを徒歩で踏破したとかお前らどこまで健脚やねんて話ですよホビット
— アゾ系黄色4号ひとくちゼリー (@mukundemasse) December 19, 2019
WEB小説書き始めて思ったこと
— 大宮 葉月@新作執筆中_φ(・_・ (@oomiya_haduki) December 18, 2019
地の文の長さや表現の手法、結構短略化するのを強いられてるような
「指輪物語」などの2ページまるまる使った背景描写とかの肉厚ファンタジーを読んで育って来たので、地の文薄目でキャラの会話文が多いラノベの書き方に違和感は感じるなぁ(*´-`)
『指輪物語』の日本語版は、自分的にはこのアニメ映画版ポスターをあしらった旧文庫版の装丁が一番美しいと思うのです。こういう装丁の本を出したいな……。(-,,,- pic.twitter.com/zqpPWj2Dab
— 森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 (@Molice) December 18, 2019
ナルニア国物語シリーズ

「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)
▼「ナルニア」 についてのみんなのツイート
ナルニア国に続きそうな衣裳ダンスがあるんだけど新居に持っていけないから捨てなくちゃいけない辛い
私は絵に対しては滅茶苦茶雑食なんですが、文章がかなり偏食で、特に翻訳した本がだめで、あの海外特有の虫歯になりそうな菓子のニオイが文章からしてやめてしまう。ナルニア国物語とかあのへんの外国文学本が2巻以降読めてない
「ナルニア国物語」すごい好きだったなぁと思い出しました。兄弟が(色々あるけど)仲のいいファンタジー小説。
印象深いのは、プリンですかね。プリン、どんだけ罪深いスイーツなのと思ったのは私だけではないはず。
ナルニア国物語
C・S・ルイスの、全7巻からなる子供向け小説の総称。1950年から1956年にかけて刊行された。英米児童文学第3の黄金期というべき1950年代に、イギリスのジョフリー・ブレス(Geoffry Bles)社などからポーリン・ベインズの挿絵をつけて上梓された。
本日紹介する本は「午後3時雨宮教授のお茶の時間(新潮社)」です。イギリス文学とイギリス菓子をこよなく愛する雨宮教授。ハリポタのタルト、ナルニアのマーマレードロールなど教授が姪と共に作り出す様々なお菓子は読者もいつか本を読みながら「食べてみたい!」と夢見たものばかり。(続きます) pic.twitter.com/QbCtwPSTHa
— 八戸市 木村書店@ポップごと買える本屋さん (@kimurasyotenn1) December 12, 2019
あのイギリスの名作家CSルイスは、こう書いています。私たちがもしもこの世界にあって満足できない自分を発見するなら、他の世界のために造られたのでないかと考えなければならない。。。もっと読むhttps://t.co/4IKGQlh51Y pic.twitter.com/ydtqPyh3C8
— David B. Junker (@DavidBJunker1) December 13, 2019
『天路歴程 第1部・第2部』(ジョン・バニヤン著 岩波書店 1991年)

天路歴程 正篇
▼「天路歴程」「バニヤン」についてのみんなのツイート
【今日は何の日】
— 上馬キリスト教会 (@kamiumach) September 3, 2019
1787年9月4日 二宮金次郎生誕
薪を担いで本を読む像で有名ですが、この像、「天路歴程」の明治19年翻訳版に登場する「大きな荷物を背負いながら聖書を読む少年」の挿し絵がモデルだという説もあるそうです。この説の場合、背負っている荷物は「原罪」ということになります pic.twitter.com/ExjLvyDB8Y
ありがとうございます♥「若草物語」は、各章の章タイトルも内容も「天路歴程」をなぞって書かれています。「赤毛のアン」シリーズは、それほどではありませんが、少し関連が出てきますので、訳註で解説させて頂きました。 https://t.co/lvyWukhNOD
— 松本侑子❣日本初の全文訳『赤毛のアン』文春文庫 (@officeyuko) September 6, 2019
(天路歴程は、世界的に見るととてもメジャーな作品ですが、日本ではイマイチ流行らなかったという認識でOKのようです)
※「天路歴程」は訳がたくさんありますが、出版が少し古い版は文体的に読づらいかもしれません。自分はマンガ版で筋を頭に入れてから読みました。

劇画版 天路歴程: 十字架編
『ガリバー旅行記』(スウィフト著 角川書店 2011年)

ガリバー旅行記
▼「ガリバー旅行記」のみんなのツイート
「ラピュタ」という言葉は元々スペイン語で「売春婦」(ラ・プータ)という意味で、スウィフトの「ガリバー旅行記」の中に「ラピュータ」という飛ぶ島が登場する。
ガリバー旅行記の中で一番地味な話なんじゃないかと思う
@toyo_dress22_04 ガリバー旅行記に飛島ラピュタが出てきてこの名前から宮崎さんが採用したけど原作ではないようですね。
でも君主たちの寵臣は物忘れがひどくて困る。腹を蹴るとかマメを踏んづけるとか尻に針を突き刺すとかしなければいけないとあります。自民党の統一教会関連議員にこれと同じことをしてあげよう。笑
@koumetaldeath 宮崎監督がガリバー旅行記の空飛ぶ島=ラピュータが由来と公表していますが、スペイン語Laputaは売春婦という差別用語なので
(つづく)
昔のテレビに芸能人が有名な小説を読んでそれぞれの方法(劇、再現ドラマ、人形劇とか)でスタジオで発表するって番組があってさ、出演者とか番組タイトルとか全く覚えてないけど小公女とかガリバー旅行記とかしてて面白かったな。
小人の島、巨人の島、馬人の島の旅行記「御曹司島渡」や空中に浮かぶ島や宮殿が表現された「蓬莱山」の御伽草子がJ.スウィフトの風刺小説『ガリバー旅行記』に影響を与えた可能性について慶応大の石川透教授(国文学)と原田範行教授(英文学)の共同研究の成果。これすごい。https://t.co/4BUdVun8et
— 小川公代 (@ogawa_kimiyo) November 8, 2019
少年向け作家としてのウェルズに対する多大な影響を与えた2冊の本は、プラトン著「国家( Republic)」とジョナサン・スウィフトの風刺文学「ガリバー旅行記(Gulliver's Travels)」でした。」
— なかだち🦊人間に化けるのは難しい🍂 (@madaraiguana) November 15, 2019
読んでみたーい!
— 薄荷飴 (@b0nb0nmenthe) November 11, 2019
「ガリバー旅行記」は長崎も立ち寄ったことになってるので(色々あったけど割愛、みたいな描写)情報持ってたのかな😌ゲラゲラ笑いながら読んで最後は鬱エンド、読んだ中でベスト10に入るインパクトです、「ガリバー旅行記」(この話題止まらぬ) https://t.co/Q8qxoMjALB
『クリスマス・キャロル』(ディケンズ著 新潮社)

クリスマス・カロル
▼「クリスマスキャロル ディケンズ」のみんなのツイート
『クリスマス・キャロル』/チャールズ・ディケンズ
ディケンズって難しいイメージがあって敬遠してたけど、読んで自分がアホだったと悟った。
こんな面白い作品が読み継がれないわけがない。孤独な性悪じいさんが改心する話。何歳になっても自分を、そして未来を変えることはできる。
#読了
#名刺代わりの小説10選
24人のビリー・ミリガン/ダニエル・キイス
猶予の月/神林長平
折れた竜骨/米澤穂信
海底二万里/ジュール・ヴェルヌ
カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー
クリスマス・キャロル/ディケンズ
十二国記/小野不由美
北欧神話
星の王子さま/サン・テグジュペリ
明暗/夏目漱石
【北とぴあ国際音楽祭2022ラインナップ②】
11/23(水・祝)14:00
名探偵とクリスマス・キャロル
~ホームズとディケンズのロンドンへ!ダンスと音楽の旅~
ダンス・歌・朗読で贈る「クリスマス・キャロル」!
出演:波多野睦美、辻󠄀田 暁、鈴木大介、北村 聡、小玉安奈
https://t.co/lgrPenTkkk
『クリスマス・キャロル』著:ディケンズ
#読書記録 #読書感想文
やはりクリスマスと名がつくものはメルヘンチックな物語が多くて大好きです。クリスマスキャロルは有名なので読んでおこうと思い読みましたが、噂通りとても良い話でした。子供も大人も楽しめるし、それぞれに学びがあると思う。
ずんぐりふくれて赤黒いノーフォーク産のリンゴは、オレンジやレモンと色艶を競い、汁気たっぷりに張りつめた肌を見せびらかして、紙袋に詰まるだけ買って帰って食後に食べてくれとこいねがっている風だった。(『クリスマス・キャロル』ディケンズ)
「貧乏人が肉を食えるのは、たいがい、週に一度だ。その、週にたった一度の贅沢を取り上げる気だな。違うか?」「俺が?」精霊は重ねて叫んだ。「日曜日にパン屋だの、貧乏人が出入りする店だのを閉めるように、策を練っているんだろう」(『クリスマス・キャロル』ディケンズ)
— 本と食べ物bot (@gohan_bo_n_to) December 16, 2019
小学生のころ、ディケンズのクリスマスキャロルを読んで、こんな素敵なお話書いてみたい!てなった。
— はるめ (@haru_same36) December 16, 2019
『完訳 アンデルセン童話集 1-8』(アンデルセン著 小学館 2009-2010年)

完訳版 アンデルセン童話集 全7冊セット (岩波文庫)
※「雪の女王」「赤いくつ」「人魚姫」など
▼「アンデルセン 雪の女王」についてのみんなのツイート
おやすみ朗読「アンデルセン童話」
本日は、はだかの王様👑と雪の女王🪞でした!
知ってる絵本でも存外覚えてないのね……🤔
複数作品を候補にあげてたんですが、今回読めなかった作品はまた次回で朗読していきたいなと思いますー!!
#朱莉のふせん
「あたいは、おまえと喧嘩したって、あのやつらに、おまえを殺させやしないよ。そんなくらいなら、あたい、自分でおまえを殺してしまうわ」 ハンス・クリスチャン・アンデルセン『雪の女王』
あと、アンデルセンさんの童話集も、雪の女王まで来た。アニメ版の雪の女王が大好きなので笑わないようにするのに必死だけど。たまに、ホラー入ってる童話とか氷姫とかぶっ込んで来るのズルい。ラブクラフトが参考にしたのか?という連想をさせる描写もあったりして、まぁ凄い、さすが収録作家順1番手
93、次のうち、アンデルセン童話を1つ選びなさい
○ マッチ売りの少女、みにくいアヒルの子、親指姫、裸の王様、雪の女王
× 長靴をはいた猫、グスコーブドリの伝説、なめとこ山の熊、ポラーノの広場、100万回生きたねこ、白雪姫
アナ雪ってやっぱりアンデルセンの雪の女王が元になってたんだ!共通点は少ないけど、心臓に氷の結晶?が入る所とか同じだなぁと思ってた(原作は鏡の破片だけど)😂
娘は今絶賛アナ雪にハマってて、車に乗るとサントラをエンドレスリピートさせられる😂アナ雪には女児の心を掴む謎の何かがあるのか??
わかる。私はアナと雪の女王によってディズニー社がアンデルセンの名作を土足で踏みにじったことは一生許さないけど、こじんまりとした閉じられたコミュニティの中で妥協しながら自己実現する作品としては、アナ雪は秀逸だとは思うし、スケールが小さいからこそ多くの人に支持されてるのだと思うもの。
— なったん (@natsux2016) December 17, 2019
▼「アンデルセン 赤いくつ」についてのみんなのツイート
おやすみ朗読「アンデルセン童話」
本日は、はだかの王様👑と雪の女王🪞でした!
知ってる絵本でも存外覚えてないのね……🤔
複数作品を候補にあげてたんですが、今回読めなかった作品はまた次回で朗読していきたいなと思いますー!!
#朱莉のふせん
「あたいは、おまえと喧嘩したって、あのやつらに、おまえを殺させやしないよ。そんなくらいなら、あたい、自分でおまえを殺してしまうわ」 ハンス・クリスチャン・アンデルセン『雪の女王』
あと、アンデルセンさんの童話集も、雪の女王まで来た。アニメ版の雪の女王が大好きなので笑わないようにするのに必死だけど。たまに、ホラー入ってる童話とか氷姫とかぶっ込んで来るのズルい。ラブクラフトが参考にしたのか?という連想をさせる描写もあったりして、まぁ凄い、さすが収録作家順1番手
93、次のうち、アンデルセン童話を1つ選びなさい
○ マッチ売りの少女、みにくいアヒルの子、親指姫、裸の王様、雪の女王
× 長靴をはいた猫、グスコーブドリの伝説、なめとこ山の熊、ポラーノの広場、100万回生きたねこ、白雪姫
アナ雪ってやっぱりアンデルセンの雪の女王が元になってたんだ!共通点は少ないけど、心臓に氷の結晶?が入る所とか同じだなぁと思ってた(原作は鏡の破片だけど)😂
娘は今絶賛アナ雪にハマってて、車に乗るとサントラをエンドレスリピートさせられる😂アナ雪には女児の心を掴む謎の何かがあるのか??
本日、中の人は赤いワンピースを着て礼拝へ。「似合うね」と言ってくださる方もいれば、「派手!」と驚く方もアリ😆
— 山形キリスト教会[日本バプテスト連盟] (@church_yamagata) July 7, 2019
「これがアンデルセンの『赤い靴』の世界なら私の体は真っ二つに切断だわね」とか思っていたら、なんと中の人の母上も赤いカーディガンで礼拝に…😱
親子で真っ二つ決定です。 pic.twitter.com/8q2CcxreOl
ついでにもう一つ、アンデルセン童話が原作の『赤いくつ』もおすすめです。多くの女性の関心事である「着飾る」とはどういう事なのか、そしてキリスト教原理主義的な「虚飾」という概念の暗部も見事に描いていると思います。個人的な性癖では「炎のうま」が1位ですが、総合的な芸術点はこちらが上かも pic.twitter.com/2g5ElVEmvI
— TAKUMI™ (@takumitoxin) December 27, 2017
[安曇野館]
— ちひろ美術館(東京・安曇野)【公式】 (@ChihiroMuseum) August 9, 2019
8/10(土)は
おはなしの会(11:00~)と
ギャラリートーク(14:00~)の日!
どちらもご予約不要・参加自由です。
開催中の展覧会
「ちひろ・アンデルセンの世界」では
ちひろが描いた「赤いくつ」作品の
表現の変遷をご覧いただけます。https://t.co/mlSV5xXBTo
踊るカーレン 1968年 pic.twitter.com/cqEyMZk9QL
▼「アンデルセン 人魚姫」についてのみんなのツイート
おやすみ朗読「アンデルセン童話」
本日は、はだかの王様👑と雪の女王🪞でした!
知ってる絵本でも存外覚えてないのね……🤔
複数作品を候補にあげてたんですが、今回読めなかった作品はまた次回で朗読していきたいなと思いますー!!
#朱莉のふせん
「あたいは、おまえと喧嘩したって、あのやつらに、おまえを殺させやしないよ。そんなくらいなら、あたい、自分でおまえを殺してしまうわ」 ハンス・クリスチャン・アンデルセン『雪の女王』
あと、アンデルセンさんの童話集も、雪の女王まで来た。アニメ版の雪の女王が大好きなので笑わないようにするのに必死だけど。たまに、ホラー入ってる童話とか氷姫とかぶっ込んで来るのズルい。ラブクラフトが参考にしたのか?という連想をさせる描写もあったりして、まぁ凄い、さすが収録作家順1番手
93、次のうち、アンデルセン童話を1つ選びなさい
○ マッチ売りの少女、みにくいアヒルの子、親指姫、裸の王様、雪の女王
× 長靴をはいた猫、グスコーブドリの伝説、なめとこ山の熊、ポラーノの広場、100万回生きたねこ、白雪姫
アナ雪ってやっぱりアンデルセンの雪の女王が元になってたんだ!共通点は少ないけど、心臓に氷の結晶?が入る所とか同じだなぁと思ってた(原作は鏡の破片だけど)😂
娘は今絶賛アナ雪にハマってて、車に乗るとサントラをエンドレスリピートさせられる😂アナ雪には女児の心を掴む謎の何かがあるのか??
人魚の日&ディズニー再開!ということでこちらもひとつよろしくお願いします
— いつかみ聖書解説@低浮上 (@LampMate) June 30, 2020
→「リトルマーメイド」と「アンデルセン人魚姫」教訓の違いを考察、キリスト教要素を解説|いつかみ聖書解説 https://t.co/rnBvaOyu2i
文庫とは全然違うんだけど、昔先生がみにくいアヒルの子・マッチ売りの少女・人魚姫のあの四角い本を並べて「アンデルセンの話は、不遇な子が→幸せを外から見て→飛んでいくんですよ」という話が衝撃的過ぎて忘れられずにいる
— MUTTON (@muuuuuuutton) December 19, 2019
アンデルセン童話特有の報われないハッピーエンドが好きでだな…人魚姫童話で一番好きなのじゃ……………
— なきまんぼう🦀垢移行済 (@AutumnTree1105) December 18, 2019
『黄金の川の王さま』(ジョン・ラスキン著 青土社 1999年)

黄金の川の王さま (妖精文庫)
▼「金の川の王さま」「ラスキン」のみんなのツイート
横浜二ズム
ラスキン伸び
To make your children ccapble of honesty is the beginning of education.
子供たちを正直であることができるようにすることが、教育の初めである。
byジョン・ラスキン
本当に悪い天気なんてものはない。ただ、さまざまな種類のよい天気があるだけだ。ジョン・ラスキン
gennki_maemuki #名言
死すべき時を知らざる人は、生くべき時を知らず。 by ラスキン
子供たちを正直であることができるようにすることが、教育の初めである。<ジョン・ラスキン>
久しぶりに女子系古書部(@miuconeant )さんへ。オーナーさんとバレエや映画の話をして居座ってしまった😁
— mubi🎶(むび) (@Miki2key) January 31, 2019
文体と白黒のイラストの懐かしい感じがたまらないジョン・ラスキンの「黄金の川の王さま」 pic.twitter.com/efBgTDUEAV
あっそうそう実家に「少年少女世界の名作」の古典編1(アラビアンナイト/余市姫物語/古事記/アルキメデス/仏教物語/ギリシア神話)とイギリス編4(ロビンソン・クルーソー/エベレスト登頂/黄金の川の王さま/オリバーツイスト/マザーグース )があってめちゃくちゃ愛読した
— 悠 (@you_at_pedal) January 26, 2017
そうそう、児童文学史を勉強した時、『黄金の川の王さま』を書いたラスキンは、空想的な物語を復権させた立役者の一人と習ったので、のちにこの発言を知って、すごくがっかりしたのだった。児童文学史も新たな観点で書き直される時期にきてるのかも。 pic.twitter.com/TKMDieNG1G
— Ritsuko.S.H. (@RitsukoSH) March 18, 2018
『黄金の川の王さま』はすばらしいファンタジーですのに。まあ作者の性格や思想と作品は切り離しておきたいし、昔の人はやっぱり昔の人なのでしかたない側面はある。
— 佐々宝砂 (@pakiene) March 18, 2018
『水の子どもたち 上・下』(キングズリー作 偕成社 1996年)

水の子どもたち〈下〉 (偕成社文庫)
▼「水の子どもたち」「キングズリー」のみんなのツイート
子どもたちは、今、空想時代を生きています
空想に入れる子こそ、未来の科学にも、強くなれるのです。
水と緑と太陽の中で、大好きな動物になって、
雲にも木にも花にもたちまち命を吹き込んでしまいます。
朝から子どもたちの「バケツ稲」に水をあげ行って、ついでにちょっと買い物してたらもうこんな時間か。帰って、お昼ご飯の用意しなきゃ!!
花組Blu-rayのPR動画で映してくれてありがとうポイント
☆ショパンと子どもたちダンス
☆象牙の戦いで苦しむタールベルク
☆銀橋れいまいひと
☆乾杯ひとつかほってぃー
☆超高速ダブルリフト
☆客席釣り真っ最中水美さん
☆稽古場れいまいひと
あと、巡礼映像時もBGMがおしゃ帝なのおもしろい。
ずっと子どもたちが憧れていた水グミGETできてスーパーからの帰り道がすごいルンルンする😍✨
早く見せてあげたいなぁ♪
ものの数十分でお腹減ったという理由で水合戦は終了しました。
この数十分での被害は子どもたち3人分の全身着替えとタオル類。
被害的には軽傷なのか重傷なのかはわかりませんが、おやつ後に水合戦が再開されないことをひたすら願うのみです。
キングズリー「水の子どもたち」にはジェシー・W・スミスやウォーリック・ゴーブルも絵を寄せていて、どれも美しいですよね…
— いやしの本棚 (@ayagonmail) August 3, 2019
画像はゴーブルによる挿絵。 pic.twitter.com/yAdUNklJ94
ジェシー・ウィルコックス・スミス(1863年 – 1935年)
— 滝本政博 (@galapa7) July 29, 2017
アメリカのイラストレーター。『レディース・ホーム・ジャーナル』誌などでの活動や、児童書のイラストで知られる。代表作に1916年にチャールズ・キングズリーの『水の子どもたち』のために描いたイラストレーションがある pic.twitter.com/ZtGiiLUZkJ
キングズリーの『水の子どもたち』はズバリ児童労働が横行していた当時の社会から子どもたちを守りたいと思ったことから生まれた作品らしいので、児童作品のそういう性質て何百年も変わらないんだなとふと
— Gel (@monde_du_jouet) June 28, 2017
イギリス人は現実をありのままに見るから、ファンタジーもこの世の側にあるのだろうと…。だからアリスも、どこか現実に近いのかな…。キングズリーの水の子どもたちも?
— Gel (@monde_du_jouet) April 5, 2015
『金の鍵』(ジョージ・マクドナルド作 岩波書店 1996年)

黄金の鍵 (ちくま文庫)
▼「黄金の鍵 マクドナルド」のみんなのツイート
『不思議の国のアリス』のルイス・キャロルに出版をすすめたことでも知られる英国のファンタジー作家、ジョージ・マクドナルドの小説集です。
Amazonレビューより引用
ここにおさめられている4つの物語はいずれも短く、描写も薄っぺら、教訓的な意図も見えかくれするように思われたのですが、作家自身「年齢に関係なく、子どもらしさをもつもののために書いている」と言っているとおり、先入観は徐々におもしろさに転じてゆき、目をあけるとメリーゴーランドにでも乗せられてうっとりしていたとでもいうような至福にいっとき、ひたることができました。
ジョージ・マクドナルド『金の鍵』読了。『魔法の酒』妖精のいたずらはやり過ぎくらいでちょうどいいと思います。『妖精の国』水鏡綺譚っぽい。『金の鍵』シンボリックな作品で、読む人によって印象が変わりそう。とびきり奇妙で素晴らしい。
— ブゥ太郎 (@bu_ta3) October 26, 2010
”ジェットコースター型”と私は評するマクドナルドですが、研究者のなかでも「マクドナルドの作品のなかでも上手にまとまっている」と評される金の鍵が入門に最適化と思います(絶版)>金の鍵 (岩波少年文庫 (2130)) ジョージ・マクドナルド https://t.co/YuwunWtYPc @amazonJPさんから
— いさぎ (@mannbou_isagi) December 11, 2019
ジョージ・マクドナルドは『北風のうしろの国』や『かるいお姫さま』を読んですきになった♥
— そよぎ🌿➰📚️🚶戦争反対 (@faun_soul) March 1, 2019
『金の鍵』はなんだか特別な気がして読むのをとってあるのだが・・・どんなときに読もうかな。タイミングがあるというか、もう少しとっておきたい。そういう本
⋆^^⋆ https://t.co/7bbOfBjKyO
ジョージ・マクドナルド自身は自覚的なクリスチャンだったので作品にはすべてなにかしらのキリスト教的世界観が反映されていると考えられると思いますが、伝統的なキリスト教教義からは少数派の解釈にもとれる表現のものが多いです。
それでも、ルイス・キャロルや、保守的なキリスト教観を持つC.S.ルイスに多大な影響を与えたファンタジー作家ということは代わりのない存在であります。ジョージ・マクドナルドの作品でおすすめなのが「リリス」です。

リリス (1976年) (妖精文庫)
(↑ で紹介しているものは上下巻らしいです。「ちくま文庫」の文庫版なら一冊にまとまったものが出ています)
▼「リリス マクドナルド」のみんなのツイート
228、次のうち、イギリスの作家ジョージ・マクドナルドのファンタジー小説を1つ選びなさい
○ お姫さまとゴブリンの物語、北風のうしろの国、リリス
× スナーク狩り、ネシャン・サーガ、歌う船、ホビットの冒険、ジム・ボタンの機関車大旅行
リリス「この力も、この美しさも、この愛も、みんなおまえのもの。さあ、お取りなさい」 G・マクドナルド『リリス』
228、次のうち、イギリスの作家ジョージ・マクドナルドのファンタジー小説を1つ選びなさい
○ お姫さまとゴブリンの物語、北風のうしろの国、リリス
× スナーク狩り、ネシャン・サーガ、歌う船、ホビットの冒険、ジム・ボタンの機関車大旅行
リリス「わたくしの心臓を切り裂いて!でも生命は奪わないで!」 G・マクドナルド『リリス』
リリス「わたくしはわたくしです。けっして別人になどなりません!」 G・マクドナルド『リリス』
「グリーン・ノウ物語」シリーズ 1-6(ルーシー・M・ボストン著 評論社 2008年)

改訂新版グリーン・ノウ物語(全6巻)
▼「グリーン・ノウ」「グリーンノウ」のみんなのツイート
【本棚登録】『グリーン・ノウの子どもたち (グリーン・ノウ物語 1)』ルーシー・M. ボストン https://t.co/kY17I8uo5R
夏休み。
名作児童書を読んでいる。
『宝島』を読んでいて、べらんめえ口調になかなか物語に入っていけず、現在小休止。一転『秘密の花園』を読了。
いいなあ。生きる希望に溢れてる。
バーネットの『小公女』、高楼方子さん訳のもすごく好き。明日から『グリーンノウの子どもたち』を読むぞ。
「グリーン・ノウの子どもたち」L・M・ボストン/作 亀井俊介/訳 読む。児童書
— 吉田等子 (@xyzabcdab) August 17, 2019
曾祖母の住むイギリスの田舎の古い館、グリーン・ノウで冬休みを過ごすことになった少年。そこで次々と不思議な出来事が起る。過去に生きた子どもたちと現在に生きる少年とが繋がる、幻想的な世界の体験を描く。 pic.twitter.com/yxp2gC4QvO
『グリーン・ノウの子どもたち』(L・M・ボストン 評論社)魔法が出てくるわけではありません。が、古いお屋敷グリーン・ノウそのものがファンタジーに満ちています。折りたたまれた時間とでもいいましょうか、このお屋敷には時代を超えて生き続けている子どもたちがいるのです。(ひこ)
— ひこ・田中@『レッツもよみます』(講談社)『にんじんようちえん』(アンニョン・タル:作 ポプラ社) (@hicotanaka) June 26, 2010
#この岩波少年文庫がすごい総選挙
— shin-ichi numabe (@ShinichiNumabe) July 10, 2019
ボストン夫人がらみで続けると、「グリーン・ノウ」第一作を瀬田貞二が訳し、堀内誠一が見事な挿絵を添えた『まぼろしの子どもたち』を岩波で復刊できないか? かつて学研から大判で出て偕成社が文庫にした。瀬田訳が評論社の亀井訳を遥かに凌駕するのは誰もが知る。 pic.twitter.com/9IOrRU7R1N
『ふしぎをのせたアリエル号』(リチャード・ケネディ作 徳間書店 2001年)

ふしぎをのせたアリエル号
▼「ふしぎをのせたアリエル号」のみんなのツイート
人形から人間になったキャプテンと人形になった少女エイミイ
— 邪魔っけな小僧 (@3_2_1_Pan) April 16, 2018
元下着の二等航海士、ぬいぐるみから本物の動物になった乗組員たちと
海賊のお宝を探す冒険へ出発!
『ふしぎをのせたアリエル号』
R・ケネディ 作/ 中川千尋 絵・訳/徳間書店
今読んでもワクワクドキドキできて、最後は泣けてきてしまった pic.twitter.com/KfdOqi5PTe
「ゲームがやりたい」「小説が読みたい」のではなく、要は「たのしいきもちになりたい」ということだし、この歳になってしまうと7歳で初めて「ふしぎをのせたアリエル号」とか読んだときのワクワク感を超えることは極めて難しいので、存在しない理想を追ってるような気分にいつもなってる
— リョージィ@やったね高カロリー大家族 (@ryozy13) July 31, 2016
アリエル号の加工貿易? https://t.co/cgIDaLKhNV
— F.Naito (@bumblebun) March 16, 2018
原田勝さんのツイートで知りました。『ふしぎをのせたアリエル号』がなかがわさんのさし絵で、本国でも出版! 著者とも当時から密にやりとりしていたんですねー。
『ネシャン・サーガ 1-8』(ラルフ・イーザウ作 あすなろ書房 2000-2001年)

ネシャン・サーガ(全9巻)
▼「ネシャン・サーガ」「ラルフ・イーザウ」のみんなのツイート
~ラルフ・イーザウ入門~ ドイツの児童文学作家でエンデの秘蔵っ子、ラルフ・イーザウ。緻密で重厚な世界観と絶妙な言葉遊びが特徴的です。 代表作は「ネシャンサーガ」。分厚い本を読みなれている方ならネシャンも良いですが、そうでない方はまず「パーラ」にチャレンジしてみましょう。
ネシャン・サーガ?あああれ滅茶苦茶面白いですよ(TLで見えたので頷く)
ネシャン・サーガは
・賢いイギリス貴族少年
(以下ファンタジー世界)
・賢い主人公少年
・賢い海賊少年(青年)
・賢い王子様少年
と賢い少年よりどりみどりです!!!!
そうだよ!!!!おぼんだよ!!!!みんなネシャン・サーガを読もう!!!!
228、次のうち、イギリスの作家ジョージ・マクドナルドのファンタジー小説を1つ選びなさい
○ お姫さまとゴブリンの物語、北風のうしろの国、リリス
× スナーク狩り、ネシャン・サーガ、歌う船、ホビットの冒険、ジム・ボタンの機関車大旅行
ネシャン・サーガを読み終わる時が正に此れだった。
— 玄 (@belial9lucifer) May 10, 2019
果てしない物語は逆にそんなことなかった。何故なら「果てしない」物語だから。終わりが無い。 https://t.co/Bi2I6sHRaZ
俺がネシャン・サーガ原本読みたくてドイツ語取ったのと似てる
— 鷹狩俊平@ボカフリキャリーオーバー中 (@falcon9147) January 29, 2019
オタクの第二外国語選択理由なんてだいたいそんなもん(笑) https://t.co/eC5vBfy1qk
ネシャン・サーガ2巻。読了です。
— 海色 (@umiiro06091) May 10, 2019
思い悩みはすれど、決して心の軸は揺らがない主人公。いい意味での、教訓的堅苦しさや説教臭さ。ひとつの神話を読んでいるような感覚。相変わらずの見事な読み応えです。 pic.twitter.com/KtnKXpeW4e
⑨ネシャン・サーガ
— 青金烏@引きこもり強化中 (@tripedalcrow_) January 22, 2019
聖書を読んどいたら面白いファンタジーシリーズその2。涙の地ネシャンに暮らす少年ヨナタンと、スコットランドの少年ジョナサン。「裁き司の杖ハシェベトを、英知の庭へ届けよ」との使命を得たヨナタンは船に乗って旅に出る。夢でそれを追うジョナサンは、夢見る時間が長くなるが…
…と、以上が図書館員さんに紹介された「有名どころキリスト教ファンタジー小説」でした!
\日本発キリスト教ハイ・ファンタジー/
イスルイン物語 預言されし王〈1〉 (エシュルン聖書ファンタジー)
イスルイン物語 預言されし王〈2〉 (エシュルン聖書ファンタジー)
※イスルイン物語はAmazonからのみ購入可能です(一般書店には置いていません)
Amazon Kindle Unlimited なら無料で読めます
折り返し地点なので途中休憩
「バカダークファンタジーとしての聖書入門」
ちなみに…「キリスト教そのものがファンタジー」という視点で読み解いた『バカダークファンタジーとしての聖書入門』という本もあります。

「バカダークファンタジー」としての聖書入門
聖書を「あえて深読みしない」解説書が本書かと思います。
「バカダークファンタジー」としての聖書入門★★★★★Amazonレビューより
表紙やタイトルからはキワモノの印象を受けますし文章も口語体で軽妙ですが、内容は意外と真面目で重厚です。
聖書に書いてあることを、マジメに(?)解釈してツッコミを入れていく本。
(中略)ただ、元々聖書自体にそこまでのエンタメ性はなく、偉人達の似たりよったりの支離滅裂言行録に延々と「冷静に考えるとおかしい」という指摘をするだけに留まってしまった感。
「バカダークファンタジー」としての聖書入門★★★ Amazonレビューより
旧約聖書・新約聖書の読み込んだ作者による、聖書の解説本。 聖書って無償の愛とか博愛とか説いているイメージがあるが、結構矛盾があったり、神さまがむちゃくちゃだったりして色々面白い本なんだという観点で書いている。タイトルから聖書・ユダヤ教・キリスト教をディスっている本に見えるが、冷静に聖書を読むとこうとしか読めないよねという、筆者の素直な気持ちが伝わってくる。
「バカタークファンタジーとしての聖書入門」読書メーターより
とのことなので、「ファンタジー作品として聖書を楽しむ」には向いてないかも…?個人的には読みたくなってきました。

「キリスト教ファンタジー」を知るための本(参考資料)
職員さんが同時に参考資料も紹介してくださいましたので、それも紹介します(ありがたやありがたや…)
感想などがない本もすくなくありませんでしたので、そういうものの感想の引用はありません…
『イギリス文学と信仰』(山本俊樹 著 待晨堂 1989年)

イギリス文学と信仰
上記著作の第1章「キリスト教と児童文学ーC・S・ルイスまでの道」に、「キリスト教ファンタジーを知るための本」についての詳しい解説があります。
杉並図書館レファレンスより
わりと薄い、さっくりと読める本です。ルイス・マクドナルド・ダンテなどに言及してます。
『世界日本キリスト教文学事典』(遠藤祐 著 ほか責任編集 教文館 1994年)

世界・日本 キリスト教文学事典
日本および世界のキリスト教(的)文学に関する作家・作品を広く収録した事典です。とくに「児童文学」の項目(P.279)などは、ご参考になるかと思います。
杉並図書館レファレンスより
『物語る力 英語圏のファンタジー文学:中世から現代まで』(シーラ・イーゴフ 著 偕成社 1995年)

物語る力―英語圏のファンタジー文学:中世から現代まで
これまたよき本でした。英語圏ファンタジーの相関関係がつかめます。時系列で紹介されているのもミソ。体系的な本です。
『日本のキリスト教児童文学』(富田博之 編 国土社 1995年)

日本のキリスト教児童文学
よくぞこんな本を残してくださった、という感じです。日本のキリスト教界の児童文学との関わりや、戦後日本でキリスト教思想を持って児童文学を作った人たちの沿革や作品群が紹介されています。
なにせ日本ではキリスト教書などが一般書のように売れたことはないので、扱っている作品も資料がマニアックなものばかり。リサーチ力に恐れ入る貴重な本だと感じました。
『ファンタジーの冒険』(小谷真理 著 筑摩書房 1998年)

ファンタジーの冒険 (ちくま新書)
今のところファンタジー論の基本文献
幻想文学一般ではなく、いわゆるファンタジーのジャンル論。もっともいわゆるジャンル内ファンタジーに止まらない視野の広さも兼ね備えている。ファンタジーというジャンルの特質を簡潔かつ的確にまとめ、そこから歴史の流れを概観し、その中に個別の作家・作品を位置づけるという、ジャンル論のお手本だが、新書版ということもあって必要最低限に抑えている。しかし肝心な的は外していないのはさすが。
Amazon★★★★★レビュー
この本からファンタジーに近寄っていく読者を想像するのは、楽しい
Amazon★★★★★レビュー
小谷は、ファンタジーからSFまでこなす人だから、当然、一般のファンタジー受容とは違い、幅の広いスタンスでそれを語っていく。ファンタジーというと、トールキン、ルイスなどの範囲を思い起こす人は、この書物にとまどいを感じるだろう。(中略) 読むと、頭がシャッフルされますよ。
わかったようなわからないような、何だか難しい内容の本だった。ファンタジー物語の歴史から、現実世界がどの様に変わってきたか(?)そんな感じの話だった気がする…。たくさんの本が出てくるが、本だけでなく漫画やゲームなども話に上がっている。幅広い知識を得るにはよい一冊かな?
ブックメーター
『キリスト教文学を学ぶ人のために』(安森敏隆 編 世界思想社 2002年)

キリスト教文学を学ぶ人のために
聖書受容のあり方をさまざまな角度から問いつつ、いかに近代的個我の確立を模索し、現代に継承してきたかを小説・詩歌・評論など日本文学や翻訳された英米文学を通して見きわめ、聖書の普遍性と変幻性の狭間で創造してきた作家たちの試みを鳥瞰する。
Amazon商品ページ
『次の一冊が決まらない人のためのファンタジーブックガイド』(ファンタGメン’05 著 ブックマン社 2005年)

ファンタジーブックガイド―次の一冊が決まらない人のための
『魔法ファンタジーの世界』(脇明子 著 岩波書店 2006年 岩波新書)

魔法ファンタジーの世界 (岩波新書)
『大人のファンタジー読本』(やまねこ翻訳クラブ編 マッグガーデン 2006年)

大人のファンタジー読本 ~未知なる扉をひらく180選~
『ファンタジー文学案内』(海野弘 著 ポプラ社 2008年)

ファンタジー文学案内
『児童文学論 上』(瀬田貞二 著 福音館書店 2009年)

児童文学論―瀬田貞二子どもの本評論集 (上・下巻)
「キリスト教児童文学のあり方」(P.137-146)の節など
杉並図書館レファレンス
『映画にもTVにもなったファンタジー・ノベルの魅力』(井辻 朱美 編著 七つ森書館 2013年)

映画にもTVにもなったファンタジー・ノベルの魅力
『見えない世界の物語 超越性とファンタジー』(大澤千恵子 著 講談社 2014年)

見えない世界の物語 超越性とファンタジー (講談社選書メチエ)
『宗教で読み解くファンタジーの秘密 1・2』(中村圭志 著 トランスビュー 2014年)

宗教で読み解く ファンタジーの秘密 I

宗教で読み解く ファンタジーの秘密 II
…以上です!ありがたやありがたや!!「キリスト教ファンタジー」に関する資料がこんなにあるとは思っておらず~!私も片っ端から読んでみたいと思います。
資料になる本については、読書メーターやレビューなども少ないものが多いので読んで概要や目次がまとめられたら追記していきたいと考えています。
みなさまの参考になりましたら幸いです。
\日本発キリスト教ファンタジーにはこんなのもあるよ/
イスルイン物語 預言されし王〈1〉 (エシュルン聖書ファンタジー)
イスルイン物語 預言されし王〈2〉 (エシュルン聖書ファンタジー)
※イスルイン物語はAmazonからのみ購入可能です(一般書店には置いていません)
Amazon Kindle Unlimited なら無料で読めます
おまけ #聖書ラノベ という文化
キリスト新聞社が2017年より創刊した「聖書ラノベ」というレーベルがあります。
(ラノベとは「ライトノベル」のことです)
私たちが親しんでいるファンタジーの多くはキリスト教思想を持った人たちが基盤を作っており、戦後日本のファンタジーをはじめとする児童文学を牽引してきたのもまたキリスト者であったと言われています。(※)
(※)参考…『日本のキリスト教児童文学』(富田博之 編 国土社 1995年)
#賀川豊彦 って社会事業家であると同時に児童文学作家でもあるのか…。だとしたら聖書ラノベって賀川の作家精神を継ぐ企画じゃないか。賀川はキリスト教児童文学にも様々な形があるなかでいち早くファンタジー要素を取り入れた、的な考察がなされている(「日本のキリスト教児童文学」国土社p209〜)
— いつかみ聖書解説 (@LampMate) September 8, 2019
ファンタジーの持つ力は偉大だと思う派なので、こういった取り組みからよりよい作品が生まれていけばいいなぁと思います。
2017年の創刊から着々と認知度が広がっている印象の #聖書ラノベ。(キリスト新聞社のラノベレーベル)#ノベルデイズ にて過去の受賞作品・投稿作品が読めます。https://t.co/nz52uzVLGB https://t.co/OpVMWub7Q5 pic.twitter.com/E4xSCyV1xF
— いつかみ聖書解説 (@LampMate) September 11, 2019
▼「聖書ラノベ」にまつわるみんなのTweet
久々にアマデウス見たいな。
あとこの前実家帰った時に聖書持って帰って来ればよかった。
コリント信徒への手紙とかは普通に格言いっぱいだし、ヨハネの黙示録のラノベ感も好き。
ギフテッドってラノベあったな
2巻のラストで聖書の改竄しようとして続き無くなったの悲しかった記憶


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