マンガから聖書がわかる不思議なWebサイト

【コラム更新】声に出して読みたい仏教とキリスト教withDKの日常(8/16)

コラム:私はチセが嫌い。でも「魔法使いの嫁」は好き。愚かな提案があるのだが聞いてくれ。

魔法使いの嫁、チセ、嫌い

こんにちは。マンガから聖書がわかるWebサイト【いつから神を知らないと錯覚していた?】ライター①上坂かすがです。【いつかみ】本編の第2話では「魔法使いの嫁」の面白さから聖書のエッセンスを取り出しました。

第2話「魔法使いの嫁」とキリスト教。買い取られるという尊み

そんな記事を作っていたからか、このサイトを「チセ 嫌い」で検索してたどり着いた方がいらっしゃいました。

「チセ 嫌い」…。

まほよめを「面白い」と紹介している私ですが、分からんでもない…そう思いました。

実際のところ【魔法使いの嫁】を買って読んでおきながら、ヒロインであるチセに少なからずモヤモヤを感じているのです。

 

そんなわけで今日は、「『チセは好きになれないけどまほよめは好き』という人にこそキリスト教は合うのでは」というお話しをさせてください。

 

チセのヒロイン像は、時代と逆行している

 

魔法使いの嫁、もし生きることを投げ出したいなら

 

ディズニーの【プリンセスと魔法のキス】【塔の上のラプンツェル】【アナと雪の女王】【ズートピア】【モアナと伝説の海】…これらには共通する現代的ヒロイン観があると言われています。

 

それは、「男性の庇護を必ずしも必要とせず、自分の力で幸せを勝ちとっていくヒロイン」といったものです。一方【魔法使いの嫁】のチセは真逆です。

 

見出しに「時代と逆行している」と書きましたが、正確には「時代のトレンドと逆行している」と思います。

 

チセは「不思議な力を持っているが故に 世界で愛されなかった」という設定がありますが、それはマンガとしてのおもしろみを優先してつけた設定なのではないかと思うのです。チセは精神的に虐待を受けていたと思いきや、そこまでひどいことをされたとも言いがたいバックグラウンドの持ち主です。

 

そういったことから、私はこんなことを想像しています。【まほよめ】は「なんの理由もないけど 世界に必要とされていない感覚を持っている人の救済物語」を描きたかったのではないかな、ということです。

 

(「なんの理由もない」と言い切ると誤解を招きそうですが、ようするに「本人なりの理由はあるけど他人に『そんなの大したことないよ』と言わがれち」といった人のことを思い浮かべています)

 

「世界に必要とされてない感覚を持っている人の救済物語」ーーリアルの世界では「自分で自分が必要とされるべく動き出せない人が救われる」ことそもののが「ありえないファンタジー」扱いされています。

 

「過去になにかあったとしても、自分で前向きになっていかないと誰も振り向いてくれないよ」

「自分が変化しいかなきゃ、誰も君を必要としてくれないよ」

 

私もそんな言葉をたくさん聞いてきたし、自分が動けているときはそういった言葉を人に投げそうになる自分がいることも知っているからです。

 

だからこそチセのように「必要とされる場所が見つかった」「エリアスのような絶対庇護者が現れて『キミが生まれてきてよかったと思えるようにしよう』という超至れり尽くせりな感じで自分の状況を変えてくれる」ということにうらやましさを感じる。

 

それでどこか反感を覚えてしまい、チセのことを手放しで好きになれないーーー

 

と言われるといかがでしょう。

 

思い当たるフシがあれば読み進めてくださると嬉しいですし、「それは違う」と思われる方はバックしてくださればと思います。余力のある方はコメント欄に「私はこういう理由でチセが好きになれない」といったことを書いてくださるのも嬉しいです。

 

とりあえず、この記事内では「うらやましい説」を仮定して話を進めていきます。

 

私もチセに羨ましさを感じながらも、応援したいとも思っています。なぜなら私は「自力で自分が変わるのは不可能」だと思う派であり、むしろチセのように 「受け身であるにもかかわらず 救われていく」体験をした人をもっと増やしたいと思っているからです。

 

この考え方は、あるものを通して与えられました。それが聖書ーー「キリスト教」なのです。

キリスト教は他力本願ならぬ「神力本願」

 

キリスト教の大きな特徴は「信仰義認」です。

信仰義認とは

信じるだけでOKだし、「信じる」という気持ちすら人間のうちからはわいて来ず、神さまから与えられるという考え。自力で勝ち取ったと思うと傲慢のもとになり、そうなると「自分が神さま」になってしまうもとになるからそれを覚えておきましょうという感じ

 

クリスチャンにはやたら「清く正しい生き方」をしてる(または「しようとしてる」)人もいるかもしれませんが、それはあくまで「その人が神に与えられた力によってそうなっている」というふうに考えてもらえればOKです。

 

逆に、「清く正しく生きれない」と思い悩んでいたり、他人にも「聖書にはこう書いてあるから頑張って清く正しくなっていきましょう」みたいに言っている人がいたらそれは聖書的とは言えません。

 

本来キリスト教は超・他力本願ーーカミから与えられるので「神力本願と」でもいいましょうか。神力本願、努力不要なのです。

 

私はこれを実感していますので、チセのごとく「疎まれていた力も、環境が変わると必要とされはじめる」だったり「エリアスのような絶対庇護者に守られながら無理なく成長していく」ということがリアルでも十分に起こりうるし、望むならあなたの身にも起こりうると思っているのです。

チセは嫌い、でも魔法使いの嫁は好き。ならば愚かな提案があるのだがどうだろう

 

「チセのことを好きになれないのは、チセが受け身でも必要とされ始めることにうらやましさがあるからでは」

「キリスト教は受け身でOK努力不要な宗教」

ここまでこんなお話をしました。さて、何を提案されるかはなんとなくお分かりかと思います。私があなたに提案したいのは「一度キリスト教の門を叩いてみませんか」ということです。

 

私もそうですが、一般的な日本人は「神」という概念を「人間の作った空想上の存在」「たとえ存在していても、自分には関係ない」と思っている方が多いはずです。

 

そんな人ほど、キリスト教の神さまを信じるだけで状況が飛躍的に変わります。

 

「神という存在は実際にいて、しかも『私』という存在を愛しているし、苦しんでいるところを見たくないと思っている」…これれが聖書の前提です。これを信じると、信じた人間は全て「エリアス」ーー「絶対庇護者」を得たと同じような状況になります。必要ならば人間の形で与えられます。

 

(私個人の話をすると、私の場合は人間のカタチで伴侶として与えられたと思っています。私は弱くて1人では生きていけないから与えられたと。もちろんエリアスほど頼れるわけではありませんが、私にとっては十分な支えです)

 

それだけでなく、聖書にはもっと細かく「キミは無理しなくていい」という約束がなされています。有名なところでいうと「神は超えられない試練は与えない」という箇所などが思い浮かびます。

 

このフレーズだけなら聞いたことがあると思います。この台詞のソースは新約聖書であり、「超えられない試練は与えない」と約束してくれているのは聖書の神です。

 

日本仏教では「自力救済」が王道なのでこういった考え方はないと思いますし(浄土真宗以外)、神道はそもそも「個人の救済」には目もくれていないと思います。

 

超えられない試練は与えないーーだから、その人に庇護者が必要なら庇護者を与えれくれるし、それことエリアスに匹敵するような存在も必要ならば与えてくれるだろうし、与えてくれないならそれは1人で生きていける強さを与えられているということの裏返しになる。

 

もちろん「1人」というのも、厳密にいうと「イエスが私たちの内側にともにいいてくださる」し、人間が完全に一人で生きるのはムリなので実際にはそれなりの共同体(仲間)が与えられるものだとは思いますが。

 

さいごに

魔法使いの嫁、聖書、キリスト教、もし生きることを投げ出したいなら

私たちは虫歯ができれば歯医者に行くし、骨が折れれば整形外科に行くし、病院だって選ぶのですから、「解決を約束してくれる人のところへ行ってみる」というのはおかしな話ではないはずです。

 

もしあなたが「チセは好きになれないけど、魔法使いの嫁は好き」だったら。

もしあなたが「チセがうらやましい」と思っていたら。

もしあなたが「自分を捨ててしまいたい」と思ったことがあるなら。

 

キリスト教にはその答えがあると、私は思っています。

 

(ただし、まほよめが好きな人はファンタジーテイストな雰囲気に惹かれている部分もあるかと思います。プロテスタント教会はどこもシンプルですので、装飾品などに惹かれている自覚のある方は聖公会やカトリックをおすすめします)

 

いきなりリアルで教会に行くのはハードルが高いと思うのでまずは小さなところからーーこのWebサイト(もちろん他の方法でも構いませんし)などを使って「キリスト教との接点を持ち続けてみる」とかでいいです。

 

あなたの世界が、より美しくなっていきますように。

 

【魔法使いの嫁】

スマホで借りてみたい人はこちら。

Renta!だと期間限定レンタルもできます。

「魔法使いの嫁」をスマホで読む(Renta!にとびます)

\買って読みたい人はKindleなんかもオススメ/


[まとめ買い] 魔法使いの嫁

【紙で読む】

 


魔法使いの嫁 9 (BLADE COMICS)

 

【アニメを観る】

魔法使いの嫁はアニメもあります。2クール放送される人気作でした。特に1クール目のオープニングテーマが人気だったようです。

Amazon Prime Videoなら、家にいながらお手軽にレンタルして観ることができます。

アマゾンプライムビデオ、魔法使いの嫁

Amazon Prime Videoは、年会費3,900円(※月額会員の場合は1か月400円)で色んな映画やアニメを観ることができるサービスです。魔法使いの嫁はレンタルで別途270円ずつかかりますが、アマゾンプライム会員になるといい

 

Amazon Prime Videoを無料体験