こんにちは!人気マンガから聖書を解説するWEBサイト「いつかみ聖書解説」です。
最近ツボったゲームを紹介してみたいと思います。といっても、無料でダウンロードも不要で遊べるので…
『ミゼレーレ ~四旬節が終わらない?~』
ようやく完成!四旬節特別企画の脱出ゲームです(間に合いませんでした)。
ブラウザで最後まで無料で遊べます。Chrome推奨。
クリア特典として、用語集が読めるようになります。#ティラノビルダー
#脱出ゲーム https://t.co/eaQ1DhFUKZ— webマガジンAMOR(公式) (@AmorWebmagazin) May 21, 2019
今回は『脱出ゲームには慣れてない』方向けにガッツリネタバレを含めた攻略方法を紹介してみたいと思います。
(※ちなみに、スクショ公開許可いただいてます。また、ストーリーには極力触れていません)
「ドキドキ★聖人伝」ゲームシリーズはほかにもいくつかありますが、それらは基本的にノベルゲーム。気になったらプレイしてみてください。
「目次」を見つつご活用下さい。では参ります!
目次
ゲームの前情報
【ストーリー】
無料でプレイできるものなので、あえてここでは触れません。
【キャラクター紹介】
このシリーズが初の方向けに一応キャラクター紹介します。

嘉島理華(かとう・りか)
ゲームシリーズの主人公格キャラクター。聖人をはじめとした神学をこよなく愛する超高校級神学女子。キリスト教の話しになると暴走しがち。(たぶんミッションスクールなんだろうな)

織田瑠太郎(おたる・たろう)
今回の主人公。サッカー少年だったがケガのため挫折を味わったタイミングで教会クリスマスを体験。リク(リカの弟)に「瑠太郎」というあだ名をつけられている不条理を受け入れるくらいには寛容な少年。聖子なのリカなのはっきりしてよね!

聖子(せいこ)
リカの幼馴染でもありつつ、瑠太郎へ想いを寄せるっぽい少女。いわゆるツンデレっぽいキャラではあるけれど、とくにきっかけがないままデレを発揮するので「ちょっとキツめな心根が優しいコ」とかの方が適切かも。

嘉島理貢(かとう・りく)
リカの弟。こうみえて意外と体が弱い。お姉ちゃんの暴走話に付き合ってあげているところをみるとすごく広い心の持ち主だと言わざるを得ない。
【プレイ所要時間】
20分~45分(大きく分けて3パートあります。チャプターごとにプレイできますが、セーブはできないのである程度まとまった時間にプレイする事をオススメします。)
【推奨環境】
Chrome(推奨)、Firefox、Opera、SeaMonkey、Microsoft Edge、Internet Explorer
【全体的なコツ】
・とにかく色々クリックしまくろう!
・「さっきも行ったよね」というところも、めんどくさがらずに行ったり来たりしてみよう!
パート1 ヴァレンタインデーの恨み部屋
まず、思いっきりクリア方法を紹介します。
①本棚部屋の「空きスペース」をチェック

ロッカー部屋本棚の「紺色の本」が置いてある空きスペースをチェック。
②テーブル部屋で「お団子」をチェック

置かれてあるお団子の色と数を覚えておこう(このサイトに書いてあるので覚えなくてもいいけど)
色の数が大事です。ピンク3白2緑1みたらし3個ですね。
③PC部屋デスクの右下引き出しをチェック

デスク右下引き出しに「3213」と入力しよう。
④引き出しから出てきた本にパスワード入力

さらに、デスクから出てきた本に「lent」と入力。(このパスワードの発掘の仕方は後述)
⑤左のカギがかかった棚をチェック

左の茶色い本棚の鍵のマークがついてた場所をクリック。聖書が出てきます。
そうすると更にカギを入手できるので、そのカギを使って扉を開けたらパート1はクリアです!
調べなくてもクリアできるけど、やっておくとこのゲームの良さが味わえる部分をご紹介します。

真ん中のPCで調べる単語をご紹介。
この検索用PCには「ウァレンティヌス」「しじゅんせつ」と入力すると、それにまつわるお話しが読めます。
おためしあれ。
♠パート1:個人的なツッコミポイント
このまま進めてもちょっと味気ないのでパート①の個人的なツッコミポイントをご紹介してみたいと思います。
♠ 当たり前のようにロッカーから出てくるヒロイン

ロッカーから出てくる嘉島理華
シリーズ通しての主人公:嘉島理華(かとう・りか)。るたろう君だけでは寂しいから華を添えたんでしょうが、ロッカーから出てくるという登場方法にはとにかく話を進めたいという気概を感じる。
♠ナチュラルなステルスマーケティング(※)その①

お団子から小斎を解説
カトリック中央協議会のサイトへの誘導も地味にしちゃっている。リンクを貼れないのはゲーム仕様のつらさでもあるかもしれない。代わりに「小斎」ページのリンク張っとくね(アクセスできなかったら時間おいてチャレンジしてちょ)
♠かと思ったら今度は露骨なダイレクトマーケティング

「他のシリーズもよろしく」ってことなんでしょう、ね…?
パート2 神父さまのヒミツの書斎
さて、次のパート2もサクッと攻略法を紹介します。
①本棚の右の方をチェック(しなくてもいいかも)

書斎本棚の右上をチェック
②タイプライターをチェック

引きだとタイプライターとはちょっとわからないが、とにかくこのへんをクリック。

「Z」か「Y」をチェック
③ ①でチェックした本をチェック

最初にチェックした本棚の右上を再びチェック。
④奥の部屋の祭壇の像を並べ替える

奥の祭壇部屋にある像をチェック。

「マグダラのマリア」→「十字架のキリスト」→「聖母マリア」に並べ替える。「並び替えたい対象」をとりあえず「クリック」したらどうにかなると思う。
これでパート2もクリアー!
♠パート2:個人的ツッコミポイント
♠ナチュラルなステルスマーケティングその②

燭台型のランプをお買い求めのご家庭ってどんなだ。
ちなみにドン・ボスコ社オンラインショップにはなかったっぽいです。
♠ヒロインの知識量が怖い

「ウムラウト」についてこともなげに解説するヒロイン。すでに怖いけどこれはまだ序の口。
♠ヒロインの知識量が怖いその②

キリスト教の話しに関しては全体的に暴走しがち。
パート3 地下迷宮
最後のパートです。
一番ボリューミーなので、小休止するならココです。(セーブは不可。チャプターごとからプレイは可能)
①謎の影の落としものをチェック

茶色い四角の物体をクリック
②とにかく行ったり来たり

とにかくこの辺を行ったり来たり

この部屋も入ってみたりする
ストーリーが進まなかったらとにかく行ったり来たりしてみてください。(プレイと編集の時間が空いてしまってこのへん記憶がうろ覚え)
③2つ目の地図入手、これも行ったり来たり

これまた行ったり来たりしてみて
このあたりもとりあえず行ったり来たりしてみてください。(本マークの部屋はしばらく行ったり来たりしてたら入れるようになります)
④「本」マークの部屋に入る

そうこうしてるうちにこの部屋に入れます
⑤目につくアイテムをチェック

部屋に入ったら、目につくアイテムをチェック。進行に関係してるアイテムは3つあります。
※〇つけてませんが真ん中にある白いノートもチェックしてください!
そして左の矢印をクリックして、横の部屋に移動。
⑥トングと地図を入手、壁の文字をチェック

段ボールをクリック。トングが入手できます

見るからに物騒な感じのこの壁の文字もチェック。

真ん中にあるノートをチェック。これで最後の地図が入手できるはず。
⑦肉を手に入れる、そして肉を食す

そうしたら、ここをクリック。冷蔵庫のある空間に行きます。

肉を入手。「食べない」を選択してもいいけれど、「食べる」を選択するまで進みません。この世界の創造者は被造物に自由意志を与える余力がなかったようです。
⑧最後の部屋に行っておく(ただし鍵がないので今は行くだけ)

この部屋に戻って七輪で肉を焼きます。そうすると最後の部屋に続く階段が現れます。

そうしたら最後の部屋に一応行ってみてください。ただしまだ鍵がないので入れません。
ではカギを探しに行きましょう。
⑨元の部屋をうろうろ

このへんとかうろうろしてみてください。

絵画のある空間に失われた500円が戻っています。

1枚目の地図にある十字架の部屋にも行ってみて。

真ん中の絵をチェック。
そうこうしているうちに最後の部屋の鍵が入手できます。
あとは最後の部屋に行ってクリックすれば、エピローグに突入していきます。ではいってらっしゃい!
♠パート3:個人的ツッコポイント(ネタバレ注意)
♠哲学少年(?)瑠太郎の思考回路はいつでも深刻 その①

確かに怖かったけど、普段仲の良い友人の態度がちょっとおかしかったからといっていきなり「死」を連想するこの深刻っぷり。
♠哲学少年(?)瑠太郎の思考回路はいつでも深刻 その②

えっ…脱出方法を考えるハズが将来への不安を連想するとか…遠い未来を見据えすぎじゃね?ここまでくると大物になる予感がするから聖子には頑張って欲しい。
♠イン”フィジカル”チュレーション…?

肉体への恐怖を体験させて神と自分との関係性を独白させる、新しい形の宣教方法かな?
と、さまざまなツッコミどころを思い浮かばせてくれる楽しいゲームでした。
おまけ:用語集、超楽しいよ

全編クリア後に閲覧できるようになる「用語集」。とはいえ『第二部か?』と思えるボリューム。知的好奇心旺盛な方は楽しめるはず。
作中で扱った神学用語はもちろん、「KOD」についてや「ノベルゲームとは」「脱出ゲームとは」といったことまで教えてくれる。制作者の趣味を色濃く感じる。

例えば、ゲーム中に出てきた幽霊の存在から『煉獄』について解説したり

KOD(パート1にあった検索エンジン)について解説したり。
超ボリューミーで読み応えたっぷりでした。おすすめ。
あと作中に出てきた「聖書の物語論的読み方―新たな解釈へのアプローチ」も読んでみたい。
【聖書】を読んでみたい方は
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